“食辛棒”の読み方と例文
読み方割合
くいしんぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
握飯だけを取って行ってしまったのは、よほど食辛棒の泥棒か、そうでなければ、飢えに迫っての旅人の仕業としか思われないのであります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一度手活けの花にして眺めると、地味で慾張りで食辛棒で、その上焼餅やきで口数が多くて、全く手の付けようのない駻馬と早変りするのです。
猟色の果 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
生れ附き飛び離れた食辛棒なのだろうか、それとも意趣があって懸命にこの本能にり通して行こうとしているのか。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)