トップ
>
駻馬
ふりがな文庫
“駻馬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんば
92.9%
じや/\うま
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんば
(逆引き)
一度
(
ひとた
)
び
手活
(
てい
)
けの花にして眺めると、地味で慾張りで
食辛棒
(
くいしんぼう
)
で、その上焼餅やきで口数が多くて、全く手の付けようのない
駻馬
(
かんば
)
と早変りするのです。
猟色の果
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
それが二十円になったときには村のものらは眼を見張ったものだが、今は誰もが、暴れ放された
駻馬
(
かんば
)
を見るように田の面を見ているばかりである。
夜の靴:――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師)
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
駻馬(かんば)の例文をもっと
(13作品)
見る
じや/\うま
(逆引き)
美しい
妾
(
めかけ
)
、少々は
駻馬
(
じや/\うま
)
で、持て餘され氣味ではあつたにしても、若くて
脂
(
あぶら
)
が乘りきつて、申分なく媚態的で、豐滿でさへあつたお吉の死は、
老醜
(
らうしう
)
の文五郎に取つては諦らめきれない未練のやうです。
銭形平次捕物控:158 風呂場の秘密
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
駻馬(じや/\うま)の例文をもっと
(1作品)
見る
“駻馬”の意味
《名詞》
気性が荒く御しがたい馬。
(出典:Wiktionary)
駻
漢検1級
部首:⾺
17画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“駻”で始まる語句
駻
駻婦
駻気
“駻馬”のふりがなが多い著者
ワシントン・アーヴィング
吉川英治
長塚節
横光利一
国枝史郎
坂口安吾
野村胡堂