“老醜”の読み方と例文
読み方割合
らうしう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美しいめかけ、少々は駻馬じや/\うまで、持て餘され氣味ではあつたにしても、若くてあぶらが乘りきつて、申分なく媚態的で、豐滿でさへあつたお吉の死は、老醜らうしうの文五郎に取つては諦らめきれない未練のやうです。