“らうしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
老酋50.0%
老醜50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
降りしきる雨の中を車で近文ちかぶみに往つて、土産話にアイヌの老酋らうしうの家を訪うて、イタヤのマキリなぞ買つて歸つた。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
美しいめかけ、少々は駻馬じや/\うまで、持て餘され氣味ではあつたにしても、若くてあぶらが乘りきつて、申分なく媚態的で、豐滿でさへあつたお吉の死は、老醜らうしうの文五郎に取つては諦らめきれない未練のやうです。