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飄遊
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へういう
ふりがな文庫
“
飄遊
(
へういう
)” の例文
飄遊
(
へういう
)
は
吾
(
わが
)
性なり。飄遊せざれば吾性は完からざるが如き感あり。天地粋あり、山水美あり、造化之を包みて景勝の地に於て其一端を露はすなり。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
蓬頭垢面
(
ほうとうくめん
)
、
襤褸
(
らんる
)
を身に包み、妻子なく、家産なく、たゞ一ヶの
大桶
(
おほをけ
)
をコロガシ歩いて、
飄遊
(
へういう
)
風の如く、
其処
(
そこ
)
の花蔭、
此処
(
ここ
)
の樹下と、一夜一夜の宿りも定まらず。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
飄
漢検1級
部首:⾵
20画
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
“飄”で始まる語句
飄然
飄々
飄
飄逸
飄々乎
飄乎
飄泊
飄客
飄零
飄散