“風鳥”の読み方と例文
読み方割合
ふうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思わずささえて、多市が手を出すと、ポンと日傘が来た。女の体は風鳥ふうちょうのように、胸をかすッて後ろへ抜ける。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
風鳥ふうちょうのようにまろびこんで、恐怖を装った金切かなきり声に、御守殿たちを驚かせました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)