風態そぶり)” の例文
漸く腰を屈めて馬鹿丁寧に、大工の十兵衞と申しまする、御普請につきまして御願に出ました、とおづ/\云ふ風態そぶりの何となく腑には落ちねど
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
びっくりしてしばらく眼を見張り、ようやく腰をかがめて馬鹿丁寧に、大工の十兵衛と申しまする、御普請につきましてお願いに出ました、とおずおず云う風態そぶりの何となくには落ちねど
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)