額板がくいた)” の例文
そういって、居士こじがかれにあたえたのは、さいぜん、燕作えんさくがどこかへ投げすてた額板がくいただった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おお、第一、あやしいのは額板がくいた。なるほど、白鳥霊社しらとりれいしゃってあるにはちがいないが、はたしてこのあとが蔦之助の矢かどうか、それもにわかにたしかとはうけとれない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、れい鳥居とりい額板がくいたをかれらの目のまえにつきだした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)