頭心とうしん)” の例文
疲れてふと洞窟のゆかへ身を投げてすと、昏々こんこんとして二日もさめないことがある。そんな時、頭心とうしんだけがきりのようにげていた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)