“静息(じつ)” の例文
旧字:靜息
そここゝの樹の下に雄雌(をすめす)の鶏、土を浴びて静息(じつ)として蹲踞(はひつくば)つて居るのは、大方羽虫を振ふ為であらう。丁度この林檎畠を隔てゝ、向ふに草葺(くさぶき)の屋根も見える——あゝ、お妻の生家(さと)だ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)