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青松寺
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せいしょうじ
ふりがな文庫
“
青松寺
(
せいしょうじ
)” の例文
手下のかずも五十人はくだるまいというンですが、どうして伏鐘というかというと、まだ若いころ芝の
青松寺
(
せいしょうじ
)
の
鐘楼
(
しょうろう
)
の
竜頭
(
りゅうず
)
がこわれて鐘が落ちたことがある。
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
例えば
芝愛宕下
(
しばあたごした
)
なる
青松寺
(
せいしょうじ
)
の前を流れる下水を昔から
桜川
(
さくらがわ
)
と呼びまた今日では全く
埋尽
(
うずめつく
)
された神田
鍛冶町
(
かじちょう
)
の下水を
逢初川
(
あいそめがわ
)
、
橋場総泉寺
(
はしばそうせんじ
)
の裏手から
真崎
(
まっさき
)
へ出る溝川を
思川
(
おもいがわ
)
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「原田さんの御家老で堀内惣左衛門という人を知っているでしょう、あの人が
青松寺
(
せいしょうじ
)
のところで待っているんです、それからさきはどこへゆくのか、私は聞いていません」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
芝
(
しば
)
の
青松寺
(
せいしょうじ
)
で自由党志士の追悼会のあった時のことである。その日、山田三造は追悼会に参列したところで、もうとうに
歿
(
な
)
くなったと云うことを聞いていた旧友にひょっくり
逢
(
あ
)
った。
雨夜続志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
お
葬式
(
とむらい
)
は
愛宕下
(
あたごした
)
青松寺
(
せいしょうじ
)
で営みまして、やがて式も済みましたから、文治は
※※
(
かみしも
)
のまゝ愛宕下を出まして、亥太郎、國藏、森松の三人を伴い、其の他の見送り人は散り/″\に立帰りました。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“青松寺”の解説
青松寺(せいしょうじ)は、東京都港区愛宕二丁目にある曹洞宗の寺院。山号は萬年山(ばんねんざん)。
(出典:Wikipedia)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“青松”で始まる語句
青松葉
青松院