“霽間:はれま” の例文
“霽間:はれま”を含む作品の著者(上位)作品数
ヴィクトル・ユゴー1
中里介山1
寺田寅彦1
木暮理太郎1
石川啄木1
“霽間:はれま”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション2.9%
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
頂上の岩にしがみ付いて霧の霽間はれまを待っていたが、更に薄れ行く模様もないので、風下の岩蔭に休んでいた案内者人夫を励まして、心あての方向を指して下りに向った。
大井川奥山の話 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
すぐ近い坂の上だといふ事で、風呂敷包を提げた儘、黄昏時たそがれどきの雨の霽間はれまを源助の後にいて行つたが、何と挨拶したら可いものかと胸を痛めながら悄然すごすごと歩いてゐた。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
この道は、過ぐる夜、蛇滝じゃたきの参籠堂を出た机竜之助の駕籠が、そこで、小雨と、月の霽間はれまと、怪霧と、天狗と、それから最後に弁信法師の手引によって救われた甲州街道のうちの一つの隠し道であります。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一時の霽間はれまはすぐに移ってゆく。
最後の隧道を抜けていよいよ上高地の関門をくぐったとき一番に自分の眼に映じた美しい見ものは、昔から写真でお馴染なじみの大正池の眺めではなくて、恰度ちょうどその時雲の霽間はれまにその全貌ぜんぼうを現わした焼岳の姿と色彩とであった。
雨の上高地 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)