トップ
>
霽間
ふりがな文庫
“霽間”の読み方と例文
読み方
割合
はれま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はれま
(逆引き)
昔から写真でお
馴染
(
なじみ
)
の大正池の眺めではなくて、
恰度
(
ちょうど
)
その時雲の
霽間
(
はれま
)
にその
全貌
(
ぜんぼう
)
を現わした焼岳の姿と色彩とであった。
雨の上高地
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
そこに何かがいたと思って求むればはや消え失せている。一時の
霽間
(
はれま
)
はすぐに移ってゆく。陰暗なひだは一進一退する。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
すぐ近い坂の上だといふ事で、風呂敷包を提げた儘、
黄昏時
(
たそがれどき
)
の雨の
霽間
(
はれま
)
を源助の後に
跟
(
つ
)
いて行つたが、何と挨拶したら可いものかと胸を痛めながら
悄然
(
すごすご
)
と歩いてゐた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
霽間(はれま)の例文をもっと
(5作品)
見る
霽
漢検1級
部首:⾬
22画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“霽”で始まる語句
霽
霽月
霽々
霽朗
霽際
霽顔
“霽間”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
中里介山
木暮理太郎
石川啄木
寺田寅彦