霊能れいのう)” の例文
旧字:靈能
もし彼の霊能れいのうがその霊に自覚を持っていたならば、その時のふしぎな心理と、何ものか肌にそそけ立つような感じを、特にもっと意識してみたであろう。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたくしとしてはべつにそんなことをしようという所思つもりはなく、ただこころにこの正直しょうじき婦人ふじんをいとしい女性じょせいおもっただけのことでしたが、たまたまみぎ婦人ふじんがいくらか霊能れいのうらしいものをっていために