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震愕
ふりがな文庫
“震愕”の読み方と例文
読み方
割合
しんがく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんがく
(逆引き)
黒船と聞いて、人心が動揺しないわけにはゆきません——鯨ならば、
七浦
(
ななうら
)
をうるおすということもあるが、黒船では、当時の日本国を
震愕
(
しんがく
)
させるだけの価値はある。
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ここにおいて髯将軍たちまち熱狂し、見物席なる二階のボックスに突っ立ち上がり、旅館の
浴衣
(
ゆかた
)
のまま、汗と
埃
(
ほこり
)
に汚れた白帽子を右手に握り締め、天地を
震愕
(
しんがく
)
せしむる大音声に
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
宗教的迷執
云々
(
うんぬん
)
は第二にしても、いまロンドンを
震愕
(
しんがく
)
せしめている「
斬裂人
(
リッパア
)
のジャック」が、かなり的確な解剖学的知識の所有主であり、また経験ある
執刀
(
しっとう
)
家であることは疑いをいれない。
女肉を料理する男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
震愕(しんがく)の例文をもっと
(3作品)
見る
震
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
愕
漢検1級
部首:⼼
12画
“震”で始まる語句
震
震駭
震撼
震動
震災
震盪
震旦
震慄
震怒
震憾
“震愕”のふりがなが多い著者
井沢衣水
押川春浪
牧逸馬
中里介山