“震愕”の読み方と例文
読み方割合
しんがく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒船と聞いて、人心が動揺しないわけにはゆきません——鯨ならば、七浦(ななうら)をうるおすということもあるが、黒船では、当時の日本国を震愕(しんがく)させるだけの価値はある。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ここにおいて髯将軍たちまち熱狂し、見物席なる二階のボックスに突っ立ち上がり、旅館の浴衣(ゆかた)のまま、汗と埃(ほこり)に汚れた白帽子を右手に握り締め、天地を震愕(しんがく)せしむる大音声に
宗教的迷執云々(うんぬん)は第二にしても、いまロンドンを震愕(しんがく)せしめている「斬裂人(リッパア)のジャック」が、かなり的確な解剖学的知識の所有主であり、また経験ある執刀(しっとう)家であることは疑いをいれない。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)