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雪車哥
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そりうた
ふりがな文庫
“
雪車哥
(
そりうた
)” の例文
此時こゝろづきて腰をさぐりみるに
握飯
(
にぎりめし
)
の
弁当
(
べんたう
)
もいつかおとしたり、かくては
飢死
(
うゑじに
)
すべし、さりながら雪を
喰
(
くらひ
)
ても五日や十日は命あるべし、その内には
雪車哥
(
そりうた
)
の
声
(
こゑ
)
さへ
聞
(
きこゆ
)
れば村の者也
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
又もとの
窟
(
あな
)
へはいりしゆゑ
我
(
わし
)
は
窟
(
あな
)
の口に
居
(
ゐ
)
て
雪車哥
(
そりうた
)
のこゑやすらんと
耳
(
みゝ
)
を
澄
(
すま
)
して
聞居
(
きゝゐ
)
たりしが、滝の音のみにて鳥の
音
(
ね
)
もきかず、その日もむなしく
暮
(
くれ
)
て又穴に一夜をあかし、熊の
掌
(
て
)
に
飢
(
うゑ
)
をしのぎ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
哥
漢検1級
部首:⼝
10画
“雪車”で始まる語句
雪車
雪車屋
雪車町