トップ
>
隻腕
>
せきわん
ふりがな文庫
“
隻腕
(
せきわん
)” の例文
隻眼
(
せきがん
)
隻腕
(
せきわん
)
、見上げるように高くて痩せさらばえた丹下左膳。猫背のまま源十郎を見すえて、顔の刀痕が、引っつるように笑う。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
司令は誰あろう、この前の第三次世界大戦の空戦に
赫々
(
かくかく
)
たる
勲功
(
くんこう
)
をたてた大勇将として、人々の記憶にもはっきりのこっている、あの
隻脚
(
せっきゃく
)
隻腕
(
せきわん
)
の
大竹
(
おおたけ
)
中将であった。
大宇宙遠征隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その影が
隻腕
(
せきわん
)
片剣……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
隻腕
(
せきわん
)
居士 丹下左膳拝
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“隻腕”の解説
隻腕(せきわん)とは、一方の腕を失った身体障害の状態をいう。だいたい、一口に隻腕といっても手首のみ喪失から肩まで全てを失った状態までを大まかにさすので、特に肘関節の有無によって障害の度合いはかなり異なる。類似する言葉に「片腕」が存在するが、こちらは差別用語であると言われるため、「隻腕」か「片方の腕」などという表現が推奨される。
「隻」とは「対になっている物の片方」を数えるときに用いる助数詞である。
(出典:Wikipedia)
隻
常用漢字
中学
部首:⾫
10画
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
“隻”で始まる語句
隻手
隻
隻眼
隻脚
隻頬
隻句
隻語
隻足
隻方
隻葉