隻腕せきわん)” の例文
隻眼せきがん隻腕せきわん、見上げるように高くて痩せさらばえた丹下左膳。猫背のまま源十郎を見すえて、顔の刀痕が、引っつるように笑う。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
司令は誰あろう、この前の第三次世界大戦の空戦に赫々かくかくたる勲功くんこうをたてた大勇将として、人々の記憶にもはっきりのこっている、あの隻脚せっきゃく隻腕せきわん大竹おおたけ中将であった。
大宇宙遠征隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その影が隻腕せきわん片剣……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
隻腕せきわん居士 丹下左膳拝
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)