隊商カラバン)” の例文
「わが欲情、隊商カラバンの如くかたに向ふ時、なれが眼は病める我が疲れし心を潤す用水の水なり。」と云ひ、又
夜あるき (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
隊商カラバンに加わりて砂漠の夜の旅を続けし時の如き、彼の心は天にきらめく星の神秘に強く打たれたことであろう。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
ほのかにもさそはれきた隊商カラバン
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
かなたには隊商カラバンの鈴
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)