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阿媽
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おっかあ
ふりがな文庫
“
阿媽
(
おっかあ
)” の例文
片翼
(
かたは
)
になって大道に倒れた裸の浜猫を、ぼての魚屋が拾ってくれ、いまは三河島辺で、そのばさら屋の
阿媽
(
おっかあ
)
だ、と煮こごりの、とけ出したような
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
山茶花
(
さざんか
)
の枝を
故
(
わざ
)
と持って、悪く気取って
歩行
(
ある
)
くよりはましだ、と私が思うより、売ってくれた
阿媽
(
おっかあ
)
の……
栄螺
(
さざえ
)
を
拳
(
こぶし
)
で割りそうなのが
見兼
(
みか
)
ねましてね
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
じゃあま、あばあ、
阿媽
(
おっかあ
)
が、いま、(狐の
睾丸
(
がりま
)
)ぞと
詈
(
ののし
)
ったのはそれである。
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
や、や、いかに
阿媽
(
おっかあ
)
たち、——この趣を知ってるか。——
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「影か、影か、
阿媽
(
おっかあ
)
、ほんとの按摩か、影法師か。」
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
ああ、きみたち、
阿媽
(
おっかあ
)
、しばらく!……
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
媽
漢検1級
部首:⼥
13画
“阿媽”で始まる語句
阿媽港
阿媽港甚内
阿媽徒
阿媽港日記