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閻浮
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えんぶ
ふりがな文庫
“
閻浮
(
えんぶ
)” の例文
さるをおん
僧
(
そう
)
しば/\こゝにきたりて
回向
(
ゑかう
)
ありつる
功徳
(
くどく
)
によりてありがたき
仏果
(
ぶつくわ
)
をばえたれども、
頭
(
かしら
)
の
黒髪
(
くろかみ
)
が
障
(
さは
)
りとなりて
閻浮
(
えんぶ
)
に
迷
(
まよ
)
ふあさましさよ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
閻浮
(
えんぶ
)
の衆生は
命不定
(
みょうふじょう
)
なりとは申せども、成人するまで親に添う人の子多く候ものを、如何なる宿執の報いに依って、我等三歳の時父には生きての別れ、母には死しての別れとなりぬらん
三人法師
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
生死
(
いきしに
)
は
閻浮
(
えんぶ
)
にかへるいくさかな
直安
(
なおやす
)
古池の句の弁
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
閻
漢検1級
部首:⾨
16画
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“閻浮”で始まる語句
閻浮檀金
閻浮提
閻浮提金
閻浮提洲
閻浮陀金