“閘門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうもん60.0%
かふもん40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一階南側にならんでいる窓が恰も巨大な閘門こうもんのようにおびただしい濁流を奔出させているのであったが、あの小学校が彼処あそこに見えるとすると
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
荒川放水路の水量を調節する近代科学的閘門こうもんの上を通って土手を数町川下へさがると右にクラブハウスがあり左にリンクが展開している。
ゴルフ随行記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
閘門かふもんが数箇所に設けられてその上に架した鉄橋は汽船の通過する度に縦に開く仕掛に成つて居る。しかこの新港しんみなとう新しくは無い。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
閘門かふもんを明けたでさ、昨日きんによ
ある日の印旛沼 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)