間緩まだる)” の例文
もうじれったいわ、看板を買い、株を買い、自前になるとかならないとか、そんなこと間緩まだるくて仕方がない、今晩からでも廃業して
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
が、ここにはこの中の一、二節を引いて記述する間緩まだるこい真似まねをするよりは手取早てっとりばやく渠らの生活の十分現れてる松岡緑芽まつおかりょくがの挿画を示すが早手廻はやてまわしである。
その道にかけては、わたしも昔取った杵柄きねづかで、今の人たちがやるのを見ていると、間緩まだるくて腹が立ってたまりません。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)