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間断
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しっきり
ふりがな文庫
“
間断
(
しっきり
)” の例文
旧字:
間斷
二葉亭の窮理の鉄槌は
啻
(
ただ
)
に他人の思想や信仰を破壊するのみならず自分の思想や信仰や計画や目的までも
間断
(
しっきり
)
なしに破壊していた。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
成程一命に
関
(
かか
)
わるような大した事ではないが、併し其大した事でない用が
間断
(
しっきり
)
なく有る。まず朝は下女と殆ど同時に
覚
(
おこ
)
されて、雨戸を明けさせられる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
遠慮
気兼
(
きがね
)
をする者が一人もいなかったから、若い男は
好
(
い
)
い遊び場にして
間断
(
しっきり
)
なしに
出入
(
でいり
)
して、毎晩十二時一時ごろまでもキャッキャッと騒いでいた。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
麦酒の箱が積まれる。薦被りが転がり込む。鮨や麺麭や菓子や煎餅が
間断
(
しっきり
)
なしに持込まれて、代る/″\に箱が開いたかと思うと咄嗟に空になった了った。
灰燼十万巻:(丸善炎上の記)
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
親しい遠慮のない友達が来ると水菓子だの餅菓子だのと
三種
(
みいろ
)
も
四種
(
よいろ
)
も山盛りに積んだのを列べて、お客はそっちのけで片端からムシャムシャと
間断
(
しっきり
)
なしに
頬張
(
ほおば
)
りながら話をした。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
“間断”の意味
《名詞》
間断(かんだん)
途中でまがあくこと。とぎれとぎれになること。
(出典:Wiktionary)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
“間断”で始まる語句
間断々々
間断なき週間