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閑々
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かんかん
ふりがな文庫
“
閑々
(
かんかん
)” の例文
あたまの中ではいろんな思いがさわがしく駈けめぐっているが、
外見
(
そとみ
)
はいかにも
閑々
(
かんかん
)
としてお妾のごとく退屈そうだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
二人が長堤を
閑々
(
かんかん
)
と歩いていた時、屋形船から首を出して、お雪ちゃんに認められたところの男が、あわただしく首を引込めてから、船の中で大あくびをし
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おまけに裏は
砂利場
(
じゃりば
)
、山の宿にまでつづいて、老若男女、お武家、町方、百姓の人出が、いろとりどりの大きな渦を巻いて、
閑々
(
かんかん
)
としてまた閑々と流れていた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
外見はあくまでも
閑々
(
かんかん
)
たる風流
烏鷺
(
うろ
)
のたたかい……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
々
3画
“閑”で始まる語句
閑
閑人
閑暇
閑寂
閑却
閑静
閑雅
閑話休題
閑古鳥
閑散