“長晟”の読み方と例文
読み方割合
ながあきら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真田大阪入城のデマが盛んに飛ぶので、紀州の領主浅野長晟ながあきらは九度山附近の百姓に命じてひそかに警戒せしめていた。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
紀州の領主浅野長晟ながあきらは、そのために徳川家から特に九度山の監視をいいつけられているとも聞えている。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四月二十八日大野治房同じく道犬等、浅野長晟ながあきらの兵を迎え撃たんとして、住吉、堺を焼き、兵火を利用して南下し、先鋒のばん団右衛門直之なおゆきは、樫井かしいに於て、浅野の先鋒亀田大隅と戦って敗死した。
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)