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鐘巻
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かねまき
ふりがな文庫
“
鐘巻
(
かねまき
)” の例文
「それではお包みするまでもない。ご推察通り如何にもして、かの
鐘巻
(
かねまき
)
自斎を一度なりと打ち込まんものと、かくは
流浪
(
るろう
)
の身の上でござる」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鐘巻
(
かねまき
)
流剣道指南。
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ここは
鐘巻
(
かねまき
)
の
陣地
(
じんち
)
もどうよう、
鉄砲紋
(
てっぽうもん
)
を
張
(
は
)
りまわしたこのなかへ、むだんで一歩たりと
踏
(
ふ
)
みこんで見よ、
渡来
(
とらい
)
の
短銃
(
たんじゅう
)
をもって
応対
(
おうたい
)
申すぞ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
玄蕃を見放した丹後守は、一方に
鐘巻
(
かねまき
)
自斎の神技を
渇仰
(
かつごう
)
して何とか自藩の指南番に召し抱えたいと思った。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「てまえは、上州
下仁田
(
しもにた
)
の、
草薙
(
くさなぎ
)
家の家来でござる。草薙家の亡主天鬼様は、
鐘巻
(
かねまき
)
自斎先生の
甥御
(
おいご
)
でござった。——で、小次郎どのとは、御幼少から存じておるので」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「いや
鐘巻
(
かねまき
)
先生」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“鐘巻”で始まる語句
鐘巻自斎
鐘巻一火
鐘巻流