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錺職
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かざりや
ふりがな文庫
“
錺職
(
かざりや
)” の例文
あの、大博覧会の出品ね——県庁から、この
錺職
(
かざりや
)
へお声がかりがある位ですもの。美術家の何とか閣が
檜舞台
(
ひのきぶたい
)
へ
糶出
(
せりだ
)
さない
筈
(
はず
)
はないことよ。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
斜に硫酸臭い
錺職
(
かざりや
)
の二階の口が
柘榴
(
ざくろ
)
の茂みからのぞいている。敷居の上で網シャツ一枚の職人たちが将棋をさしていたが少年の方をちょっと顧た。
美少年
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
(
指環
(
ゆびわ
)
も
簪
(
かんざし
)
も
拵
(
こしら
)
えるのじゃ。)と親仁様が言ったから
錺職
(
かざりや
)
さんですわね。その方のお骨が
納
(
おさま
)
っているんですってね。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その
錺職
(
かざりや
)
の近常さんの、古畳の
茅屋
(
あばらや
)
へ、県庁からお使者が立ちました。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
錺
漢検1級
部首:⾦
15画
職
常用漢字
小5
部首:⽿
18画
“錺”で始まる語句
錺屋
錺
錺師
錺子
錺富
錺徳
錺方
錺太夫