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錫崙
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セイロン
ふりがな文庫
“
錫崙
(
セイロン
)” の例文
キヤンデイは昔の
錫崙
(
セイロン
)
王の都で、
峨峨
(
がが
)
たる
石山
(
いしやま
)
に取囲まれた要害の地
丈
(
だけ
)
に最後迄英軍に反抗した古戦場だ。英軍が気長に
洞道
(
トンネル
)
を切り開いたので
漸
(
やうや
)
く陥落したのである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
印度
(
インド
)
人と一口に云つてもヒンヅ、タメル、マホメダン、
波斯
(
ペルシヤ
)
人、
錫崙
(
セイロン
)
土人
其他
(
そのた
)
種種
(
いろいろ
)
に
分
(
わか
)
れて居る。彼等の間で富んだ者と云へば
直
(
すぐ
)
に一億円以上の財産を
有
(
も
)
つた者を意味する程富豪が多い。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
錫崙
(
セイロン
)
の土も
新嘉坡
(
シンガポオル
)
と同じく赤く、
雨水
(
あまみづ
)
が
溜
(
たま
)
れば朱の色となるのは美しい。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
錫
漢検準1級
部首:⾦
16画
崙
漢検1級
部首:⼭
11画
“錫崙”で始まる語句
錫崙島