鉄桁てつげた)” の例文
少年は今まで立っていた板張いたばりから出はずれると、ことさらに手で平均をとる様子もなく、両足をならべて立つはばもない鉄梁てつりょうつたって、ひょいとビルディングの一番外側になっている鉄桁てつげたに足をのせた。
秋空晴れて (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
やがて大きな起重機の鉄桁てつげたが、にゅっとあらわれた。
大宇宙遠征隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)