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鉄函
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てつばこ
ふりがな文庫
“
鉄函
(
てつばこ
)” の例文
たぶん、算哲博士は世界的の蒐集品を保護するために、文字盤を
鉄函
(
てつばこ
)
の中に入れただけでは不安だったのでしょう。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
要するにその装置を噴火口の中へ投げ入れておくと、
火口底
(
かこうてい
)
において
巧
(
たく
)
みにラジウムの入った
鉄函
(
てつばこ
)
を吸いつけ、あとは重力消去によって噴火口をのぼり、上へ現われ、わが手に入るという計画だった。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
つまり、閉める時の最終の文字が、開く時の最初の文字に当るわけですが、しかし、この文字盤の操作法と
鉄函
(
てつばこ
)
の鍵とは、算哲様の歿後、
儂
(
わし
)
以外には知る者がないのです
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
函
漢検準1級
部首:⼐
8画
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
鉄漿
鉄槌
鉄砲
鉄棒
鉄扉
鉄格子
鉄鎚
鉄柵