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てつばこ
ふりがな文庫
“てつばこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鉄函
66.7%
鉄筐
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄函
(逆引き)
たぶん、算哲博士は世界的の蒐集品を保護するために、文字盤を
鉄函
(
てつばこ
)
の中に入れただけでは不安だったのでしょう。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
要するにその装置を噴火口の中へ投げ入れておくと、
火口底
(
かこうてい
)
において
巧
(
たく
)
みにラジウムの入った
鉄函
(
てつばこ
)
を吸いつけ、あとは重力消去によって噴火口をのぼり、上へ現われ、わが手に入るという計画だった。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
つまり、閉める時の最終の文字が、開く時の最初の文字に当るわけですが、しかし、この文字盤の操作法と
鉄函
(
てつばこ
)
の鍵とは、算哲様の歿後、
儂
(
わし
)
以外には知る者がないのです
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
てつばこ(鉄函)の例文をもっと
(2作品)
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鉄筐
(逆引き)
以前行われた時と同じ室に入って、
鉄筐
(
てつばこ
)
の中から、熊城が
栄光の手
(
ハンド・オブ・グローリー
)
を取り出したとき、その指の
顫
(
ふる
)
えに、無量の恐怖を感じさせるものがあった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
てつばこ(鉄筐)の例文をもっと
(1作品)
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