鉄筐てつばこ)” の例文
以前行われた時と同じ室に入って、鉄筐てつばこの中から、熊城が栄光の手ハンド・オブ・グローリーを取り出したとき、その指のふるえに、無量の恐怖を感じさせるものがあった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)