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金鋲
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きんぴょう
ふりがな文庫
“
金鋲
(
きんぴょう
)” の例文
金鋲
(
きんぴょう
)
の
駕
(
かご
)
、
銀鞍
(
ぎんあん
)
の馬、
躑躅
(
つつじ
)
ヶ
崎
(
さき
)
の
館
(
たち
)
に出入りする者、
誇
(
ほこ
)
りはかれらの上にのみある。
隆々
(
りゅうりゅう
)
と東海から八方へ
覇翼
(
はよく
)
をのばす
徳川家
(
とくがわけ
)
の一
門
(
もん
)
、その
勢
(
いきお
)
いのすばらしさったらない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金鋲
(
きんぴょう
)
御簾
(
みす
)
づけの
絢爛
(
けんらん
)
な三
挺櫓
(
ちょうろ
)
であるが、暴風雨は公平に、この高貴なご料をも、さんざんに揉み悩ましたものと見えて、紫のまん幕、
金襴
(
きんらん
)
ぶちの
御簾
(
みす
)
までが、無惨に吹きちぎられていた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
鋲
漢検準1級
部首:⾦
15画
“金鋲”で始まる語句
金鋲青漆
金鋲駕籠