トップ
>
金蜘蛛
>
きんぐも
ふりがな文庫
“
金蜘蛛
(
きんぐも
)” の例文
と竹童が、なにやらさわるものに手をやると、上より一すじ
絹糸
(
きぬいと
)
のようなものがたれ、
襟
(
えり
)
くびから手にはいまわってきたのは一ぴきの
金蜘蛛
(
きんぐも
)
だった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金蜘蛛
(
きんぐも
)
、
銀蜘蛛
(
ぎんぐも
)
といふ、とくべつな蜘蛛の糸はもちろんのこと、その外に月の光り、蚕からとつた、それは/\柔かい生糸、魔術の井戸水にひたして色のさめないやうにした花びら、もうせん
苔
(
ごけ
)
虹猫と木精
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
と思うと——一ぴきの小さな
金蜘蛛
(
きんぐも
)
が、呂宋兵衛の口からスススススと、その細い糸をつたわりだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また
碧瞳紅毛
(
へきどうこうもう
)
、
金蜘蛛
(
きんぐも
)
のようなこの
魁偉
(
かいい
)
な
容貌
(
ようぼう
)
にも、呂宋兵衛の名のほうがふさわしかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
蜘
漢検準1級
部首:⾍
14画
蛛
漢検準1級
部首:⾍
12画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚