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金光
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こんこう
ふりがな文庫
“
金光
(
こんこう
)” の例文
本箱の上に
金光
(
こんこう
)
様がまつってある。行水から出て来ると、たらいの水に洗濯物を漬けながら、母は首でもくくりたいと云う。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
何時
(
いつ
)
の間にかばったり雨は止んで、
金光
(
こんこう
)
厳
(
いかめ
)
しく日が現われた。見る/\地面を流るゝ水が止まった。風がさあっと西から吹いて来る。庭の翠松がばら/\と
雫
(
しずく
)
を散らす。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
何故
(
なぜ
)
ですと伺ったら「そりゃそうくさい、おどんが、
汝
(
ぬし
)
いよか詩の出来るごつ、いつでん
金光
(
こんこう
)
様にお願いしとるけんくさい。」といわれた。「お蔭があったばい。」とさ。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
と
丹羽昌仙
(
にわしょうせん
)
も
蚕婆
(
かいこばばあ
)
も、おもわず
金光
(
こんこう
)
の
虹
(
にじ
)
に眼をくらまされて、まぶしげに空をあおいだが、こはいかに、その時すでに、
黄金板
(
おうごんばん
)
のゆくえは知れず、ただ見る
金毛燦然
(
きんもうさんぜん
)
たる一
羽
(
わ
)
の
鷹
(
たか
)
が
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この頃は
金光
(
こんこう
)
様をしんじんしている、一度かえって来てはどうか、色々話もある。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“金光”で始まる語句
金光教
金光燦爛
金光寺
金光様
金光樣
金光明経