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野葡萄
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えびづる
ふりがな文庫
“
野葡萄
(
えびづる
)” の例文
「ほんとに政夫さんの御厄介ですね……そんなにだだを言っては済まないから、ここで待ちましょう。あらア
野葡萄
(
えびづる
)
があった」
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
暁
(
あけ
)
の雨冷えとほる玉の
野葡萄
(
えびづる
)
のふたいろの玉は瑠璃よ紫
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
僕は山から採ってきた、あけびや
野葡萄
(
えびづる
)
やを沢山座敷
中
(
じゅう
)
へ並べ立てて、暗に僕がこんな事をして居たから遅くなったのだとの意を示し無言の弁解をやっても何のききめもない。
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
白の牛寝そべる
傍
(
そば
)
の
野葡萄
(
えびづる
)
の瑠璃いろ
玉
(
だま
)
の
鈴生
(
すゞなり
)
の房
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“野葡萄(ノブドウ)”の解説
ノブドウ(野葡萄、学名: Ampelopsis glandulosa var. heterophylla)はブドウ科ノブドウ属に属するつる性落葉低木。藪に多く見られ、都市でも空地などに見られる。地方名でイヌブドウ、カラスブドウともいう。中国名は、異葉蛇葡萄。
(出典:Wikipedia)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
葡
漢検準1級
部首:⾋
12画
萄
漢検準1級
部首:⾋
11画
“野”で始まる語句
野
野原
野暮
野分
野面
野郎
野良
野路
野菜
野茨