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野糞
ふりがな文庫
“野糞”の読み方と例文
読み方
割合
のぐそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のぐそ
(逆引き)
「——やいっ、逃げるのかっ。俺はまだ生きてるぞ。生かすとも、殺すとも、片づけてから行けっ。薩摩の奴らは、
野糞
(
のぐそ
)
を
垂
(
た
)
れても、尻をふかねえのかっ、やいっ」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
支那の
荷持
(
にもち
)
に
野糞
(
のぐそ
)
を
垂
(
た
)
れてると誤解されたって
手柄
(
てがら
)
にもならない。そこで無理に歩いた。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
恋の句を作るのは恋をすることであり、
野糞
(
のぐそ
)
の句を作るのは野糞をたれる事である。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
野糞(のぐそ)の例文をもっと
(7作品)
見る
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
糞
漢検準1級
部首:⽶
17画
“野糞”の関連語
用便
脱糞
“野”で始まる語句
野
野原
野暮
野分
野面
野郎
野良
野路
野菜
野茨
“野糞”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
吉川英治
夏目漱石
永井荷風
寺田寅彦