“のぐそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
野糞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
希臘ギリシヤ羅馬ローマ以降泰西たいせいの文学は如何ほどさかんであったにしても、いまだ一人いちにんとして我が俳諧師其角きかく一茶いっさの如くに、放屁や小便や野糞のぐそまでも詩化するほどの大胆をあえてするものはなかったようである。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
野糞のぐそる外が濱邊や玫瑰花まいくわいくわ
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
野糞のぐそそと浜辺はまべ玫瑰花まいくわいくわ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)