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野放図
ふりがな文庫
“野放図”の読み方と例文
読み方
割合
のほうず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のほうず
(逆引き)
しかし、蹄の音がまだ消えるか、消えないうちに、たちまち屈託のない、
野放図
(
のほうず
)
な百姓たちの笑い声が、
賑
(
にぎや
)
かに雲のように
湧
(
わ
)
きあがる。
南方郵信
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
これには、さすが
野放図
(
のほうず
)
なお悦も、愕然と色を失った。夢ではないかと身内をま
探
(
さぐ
)
っていたほど、それほど三伝の生存は信じられなかった。
地虫
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「が、わしは清盛でない。清盛には、
野放図
(
のほうず
)
もない夢が多すぎた。そのあげくに、あの熱病死。そして一門も壇ノ浦のあわれを見たわさ……」
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
野放図(のほうず)の例文をもっと
(9作品)
見る
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
図
常用漢字
小2
部首:⼞
7画
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