重訳ちようやく)” の例文
日本語に之を重訳ちようやくして罪過とふは稍々やゝ穏当ならざるがごとしといへども、世にアイデアル、リアルを訳して理想的、実写的とさへ言ふことあれば、是れまた差してとがむべきにあらず。
罪過論 (新字旧仮名) / 石橋忍月(著)