“鄧(とう)” の例文
『漢書(かんじょ)』哀帝建平二年、王莽(おうもう)が漢室を奪ったときに彗星(すいせい)が現出し、『後漢書』安帝永初二年正月、大白星昼現れたるは、鄧(とう)氏盛んなりたる兆しなりといい、また『続漢書』に
妖怪学一斑 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ついでにいわく、支那で野猪を画いた古い例は、『晋書(しんじょ)』に、鄧(とう)氏の妻病篤く、医巫(ふ)手をこまぬき尽しても及ばず、韓支筮(ぜい)して野猪を画かせ、臥室の屏風(びょうぶ)に貼らしめて瘥(い)えたそうだ。
「安帝永初二年正月、大白昼見えしことあり。これ、鄧(とう)氏の盛んなる兆しとなせり」『続漢書』に、「彗星見えしことあり。これ、董卓(とうたく)乱をなすの兆しとなせり」『晋陽秋(しんようしゅう)』の書に
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)