“鄧”の読み方と例文
読み方割合
とう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漢書かんじょ』哀帝建平二年、王莽おうもうが漢室を奪ったときに彗星すいせいが現出し、『後漢書』安帝永初二年正月、大白星昼現れたるは、とう氏盛んなりたる兆しなりといい、また『続漢書』に
妖怪学一斑 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ついでにいわく、支那で野猪を画いた古い例は、『晋書しんじょ』に、とう氏の妻病篤く、医手をこまぬき尽しても及ばず、韓支ぜいして野猪を画かせ、臥室の屏風びょうぶに貼らしめてえたそうだ。
「安帝永初二年正月、大白昼見えしことあり。これ、とう氏の盛んなる兆しとなせり」『続漢書』に、「彗星見えしことあり。これ、董卓とうたく乱をなすの兆しとなせり」『晋陽秋しんようしゅう』の書に
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)