郷人さとびと)” の例文
とたびたび人の声がするというので、玉泉山の郷人さとびとたちは相談して一宇のびょうを建て、関羽の霊をなぐさめたという。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
郷人さとびとにとなりやしきのしら藤の花はとのみに問ひもかねたる
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)