“部民”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べのたみ50.0%
べみん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古代に於いても、部民べのたみを統率する伴緒とものおなるものは、必ずしもその部民と出自を一つにするものばかりではなかった。蝦夷の兵隊たる佐伯部さえきべの長佐伯宿禰さえきのすくねは、大伴氏の族だと信ぜられている。
エタ源流考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
ついに部民べみんと同等の資格で戸籍につくに至ったのも少なくない(正倉院文書、大宝養老の戸籍)。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)