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那駕籠屋
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あのかごや
ふりがな文庫
“
那駕籠屋
(
あのかごや
)” の例文
下に
布
(
しき
)
しが今日も
乘
(
のら
)
るゝ約束
成
(
なれ
)
ば小袖は
其儘
(
そのまゝ
)
我等が
預
(
あづか
)
り置て只今持て參りたり
然
(
され
)
ば一應の
咄
(
はなし
)
も
無
(
なく
)
て出立すべき筈は
無
(
なし
)
と
云
(
いへ
)
ば徳右衞門
押返
(
おしかへ
)
しいや決して
僞
(
いつは
)
り
成
(
なら
)
ず
實
(
じつ
)
に
昨夜
(
ゆうべ
)
女中よりの咄には
明日
(
あす
)
鎌倉の尼寺まで
通駕籠
(
とほしかご
)
で參る約束はしたれ共
那駕籠屋
(
あのかごや
)
は何とやらん
心元
(
こゝろもと
)
なし明朝迎ひに參らば程能
斷
(
ことわ
)
り
呉
(
くれ
)
よと頼まれたり
若
(
もし
)
僞
(
いつは
)
りと思は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
那
常用漢字
中学
部首:⾢
7画
駕
漢検準1級
部首:⾺
15画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画