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遣直
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やりなお
ふりがな文庫
“
遣直
(
やりなお
)” の例文
そのうちに粟生氏が「箙」の切の或る一個所をかれこれ二三十遍も
遣直
(
やりなお
)
させられたと思うと、老顔に浴びるように汗の滝を流しながら、精も気根も尽き果てた体で
謡本
(
うたいほん
)
の前に両手を突いて
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
遣直
(
やりなお
)
して肝を
噛
(
か
)
んだ。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
見ない事もあるが、大抵見る場合が多いのだからその時に要領よく受けて出るので、
後
(
おく
)
れたり早過ぎたりすると翁がパチパチと張扇を叩いて今一度、一声なり次第なりを繰返しながら
遣直
(
やりなお
)
させる。
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“遣”で始まる語句
遣
遣瀬
遣口
遣戸
遣手
遣繰
遣切
遣方
遣場
遣付