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遠智
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おち
ふりがな文庫
“
遠智
(
おち
)” の例文
母は例の倉田山ノ石川麻呂のむすめ
遠智
(
おち
)
ノ
娘
(
いらつめ
)
で、ここにも蘇我の血は濃くながれてゐるわけだつた。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
遠智
(
おち
)
の岡ノ上に新たにおこされたミササギに、宝ノ
太后
(
おおきさき
)
と、
間人
(
はしひと
)
ノ
先后
(
さきのきさき
)
と大田ノ
皇女
(
ひめみこ
)
と、——この親子三代のなきがらを合はせ葬つた日は、夜来の雪が日ねもす野山をこめて降りしきり
春泥:『白鳳』第一部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
蘇我氏の出である
遠智
(
おち
)
ノ
娘
(
いらつめ
)
の腹にまうけられた第一王子は唖で、九年ほど前に夭折してゐたし、志賀、川島の両王子は、これまたそれぞれ
貴
(
たか
)
からぬ腹に生まれたといふ点はともかくとして
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路