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遐
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はるか
ふりがな文庫
“
遐
(
はるか
)” の例文
直
(
ただ
)
ちに西北に向ひて、
今尚
(
いまなほ
)
茫々
(
ぼうぼう
)
たる
古
(
いにしへ
)
の
那須野原
(
なすのがはら
)
に
入
(
い
)
れば、天は
濶
(
ひろ
)
く、地は
遐
(
はるか
)
に、
唯平蕪
(
ただへいぶ
)
の迷ひ、断雲の飛ぶのみにして、三里の
坦途
(
たんと
)
、一帯の
重巒
(
ちようらん
)
、塩原は
其処
(
そこ
)
ぞと見えて、行くほどに
跡
(
みち
)
は
窮
(
きはま
)
らず
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
遐
(
はるか
)
なる心を持てるものは、遐なる国をこそ慕え。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
遐
漢検1級
部首:⾡
13画
“遐”を含む語句
升遐
登遐
遐捜
遐方
遐覧
遐陬