“遍歴:へめぐ” の例文
“遍歴:へめぐ”を含む作品の著者(上位)作品数
三遊亭円朝1
中島敦1
内田魯庵1
国木田独歩1
菊池寛1
“遍歴:へめぐ”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 日本文学 > 日本文学0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
小「はい、九州辺を遍歴へめぐって余程長旅を致し、久々にて御府内へ立帰った身の上でございます」
「君は何処を遍歴へめぐって此処ここへ来た?」と朝田が座に着くや着かぬに聞く、
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
遍歴へめぐりていづくにか行くわがたまぞはやも三十みそぢに近しといふを
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
もっとも江戸城なぞは有っても無くても『八犬伝』の本筋には少しも関係しないが、考証好きの馬琴が代る代るに犬士をこの地方に遍歴へめぐらさして置いて江戸城を見落さしたのを不思議に思う。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
「五年越し、俺達の一座を尋ねて、日本国中を遍歴へめぐったと言う若い浪人者だ。尤も、そう言ったところで、親のかたきを討つわけでも、俺の綱渡りが見度いわけでも無い。手っ取り早く言えば姐御に逢って、話し度いことがあるんだとさ」
裸身の女仙 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
嘉助の野郎、何を大きな事を云ってやがるんだい。腕っ節ばかりで、世間は渡られねえぞ。ましてこれから、知らねえ土地を遍歴へめぐって、上州の国定忠次で御座いと云って歩くには、駈引かけひき万端ばんたんの軍師がついていねえ事には、どうにもならねえのだ。
入れ札 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
手前少々心当りがあって、一年半ほど諸国を遍歴へめぐり、九州までまいったが、少しも刀の手掛りもなく、少々気になることが有って、一先ひとまず江戸へ立帰って、芝の上屋敷へまいって聞けば、親父はお暇になったとの事、尤もそれ程のお咎めもあるまいと思い、旅先から再度書状も送ったが