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連忙
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いそがわ
ふりがな文庫
“
連忙
(
いそがわ
)” の例文
小脇に弓矢をかかへしまま、
側目
(
わきめ
)
もふらず走り過ぎんとするに。聴水は
連忙
(
いそがわ
)
しく呼び止めて、「
喃々
(
のうのう
)
、黒衣ぬし待ちたまへ」と、声を
掛
(
かく
)
れば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
黄金丸はまづ聴水を噬みころして、喜ぶこと限りなく、勇気日頃に十倍して、直ちに洞へむかはんと、
連忙
(
いそがわ
)
しく用意をなし。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
阿駒は苦しき息の下より、「いやとよ。猫にも追はれず、鼬にも襲はれず、
妾
(
わらわ
)
自らかく成り
侍
(
はべ
)
り」「さは何故の
生害
(
しょうがい
)
ぞ」「仔細ぞあらん聞かまほし」ト、また
連忙
(
いそがわ
)
しく
問
(
とい
)
かくれば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
忙
常用漢字
中学
部首:⼼
6画
“連”で始まる語句
連
連中
連立
連合
連翹
連歌
連絡
連繋
連環
連累